M&Aの仲介手数料は誰が払う?【買い手と売り手両方が支払います】

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通常、M&Aをした際の仲介手数料は買い手と売り手の両方が支払うことになります。

 

また、M&A仲介会社は、その仲介手数料を会社売却額の3%~5%と表現していますが、ここにも大きな罠が隠れています。

 

それはM&A仲介手数料には、最低支払額というものが存在するということです。(そして、その最低支払額の相場は500万円です。)

 

仮にあなたが3000万円という金額で会社売却を行った場合のことを考えて見ましょう。

 

あなたは、会社売却額の3%~5%である90万円~150万円をM&A仲介会社に支払らえば良いという訳ではありません。

 

計算した金額が最低支払額に満たないため、あなたは500万円をM&A仲介会社に支払う必要が出てきます。

 

このようにM&A仲介会社に依頼した場合、売り手であるあなたは500万円という高額な仲介手数料を彼らに支払う必要が出てきます。

 

そのため、手数料を0にして会社売却を行いたい方は私たち会社即売.comのような売り手への直接売却がおすすめです。

 

M&A仲介会社へ高額な手数料を支払いたくないという方は、ぜひ私たち会社即売.comまで無料相談をしてみて下さいね。

 

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この記事では、「両手取引」と呼ばれる取引方法を行うM&A仲介会社に、会社売却を依頼するその他のデメリットについても詳しく解説をしていきたいと思います。

 

M&Aの仲介手数料は誰が払う?買い手と売り手の両者です

M&A仲介会社は両手取引を行なっている

こちらの図のようにM&A仲介会社は

 

・会社を売りたい経営者
・会社を買いたい経営者

 

この2人をマッチングすることで両者から最低500万円以上の高額な仲介手数料を取ることで、利益を上げています。

 

そしてこの取引方法は、売り手と買い手両者の窓口になるということから、「両手取引」と呼ばれています。

 

片方の側につく「片手取引」よりも両方から仲介手数料を取ることのできる「両手取引」の方が、仲介会社にとってはメリットが大きいです。

 

しかし、この両手取引は利益相反の原因となり、顧客(特に会社の売主)には沢山のデメリットを与えてしまいます。

 

次は、「高額な手数料を取られてしまう」ということ以外の両手取引におけるその他のデメリットについてご紹介をしていきたいと思います。

 

両手取引におけるその他のデメリット

①利益相反が発生し、多くの場合売り手に不利な取引となってしまう

M&A仲介会社は、売り手と買い手双方の要望を上手く調整することで、その取引を成立させています。

 

ですが、売り手と買い手双方にとって良い取引というのは、両手取引においては絶対に実現されません。

 

なぜなら、売り手と買い手ではその要望が正反対だからです。

 

会社の売り主である方は1円でも高く会社を売りたいと思っています。

一方、会社の買い手である方は1円でも安く会社を買いたいと思っています。

 

この両者の要望が同時に実現されるなんてことはありえませんよね。

 

そして、M&A仲介会社は売り手と買い手どちらの要望を優先的に実現させるのでしょうか?

 

 

答えは、買い手です。M&A仲介会社は買い手側に有利なようにM&Aを実現させようとします。

 

 

なぜかというと、買い手は今後もM&A仲介会社の顧客になってくれるリピーターになりやすいからです。

 

M&A仲介会社は、沢山のM&Aを仲介することで多くの利益を上げることを目的としていますよね。(営利企業なのでこれは当然ですが。)

 

そして、そのためには沢山の会社の買い手と売り手が必要です。

 

ただ、会社を一人で何回も売却するという経営者は殆どいませんよね。通常であれば、1回会社を売却すればそれで終わりです。

 

そのため、M&A仲介会社からしたら会社の売り手は1回きりのお客様です。

 

しかし、会社の買い手は何回でも会社を買う可能性がありますよね。

 

このような理由から、M&A仲介会社からすると買い手は大切なリピーターのお客様なので、1回きりのお客様である売り手よりも買い手の方を丁重に扱います。

 

そのため、表では中立な立場という顔をしながら、実際には買い手に有利な条件でM&Aが進みます。

 

あなたがもしも、会社を買いたいという買い手であればM&A仲介会社の利用は大変おすすめです。

 

しかし、あなたが会社の売り手である場合は、M&A仲介会社ではなく私たち会社即売.comのような買い手への直接売却がおすすめです。

 

②M&A成立までのスピードが非常に遅い

M&A仲介会社は、会社を売りたい経営者と会社を買いたい経営者という二者をマッチングすることで、双方から仲介手数料を取り利益を上げています。

 

また、売り手と買い手は多くの場合

・同エリア
・同業種

の企業となります。

 

なぜなら、同エリア同業種でないと会社を買収したとしてもシナジー効果が生まれにくいからです。

 

例えば、建設業を営む企業が小売店を買収してもあまり意味はなさそうですよね。

 

また、福岡のスーパーマーケットが北海道のスーパーマーケットを買収しても、地理的な条件からあまり買収によるシナジー効果は期待できません。

 

このような理由から、会社の売り手と買い手は多くの場合同エリア同業種です。

 

そして、このように同エリア同業種の経営者が同時に、

・会社を売りたい
・会社を買いたい

という状態になることは、非常に稀です。

 

そのため、M&A仲介会社に依頼をしても、買い手と売り手が見つかるということは稀であり、M&A成立までに1年半~2年という非常に長い時間を要してしまいます。

 

そのため、M&A仲介会社の行う両手取引ではM&A成立までのスピードが非常に遅いです。

 

以上が、会社の売り手がM&A仲介会社を利用するデメリットの全てです。

 

そして、このような理由から、あなたが会社の売り手である場合は買い手への直接売却をおすすめします。

 

 

 

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買い手のニーズのある業種

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売却希望案件

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