薬局の廃業手続きとその注意点【医薬品は売却できます】

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「長い間薬局を経営してきたが、後継者が見つからないため廃業を考えている」

「近くの病院が閉院してしまい、経営が悪化したため、廃業を検討している」

このような理由で薬局の廃業を検討されている方に向けて、今回は薬局を廃業するまでの具体的な手続きとその時の注意点を解説していきたいと思います。

 

薬局を廃業するためには、患者の引き継ぎや、医薬品の処理等の様々な手続きが必要です。

また、患者の引き継ぎには通常、かなりの時間を必要とします。

 

そのため、薬局の廃業を検討されている方は、一度薬局を会社ごと売却することも視野に入れてみて下さい。

 

売却ならば廃業と違い、薬局を簡単に手放すことができますし、何よりも金銭的なメリットが大きいです。

 

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薬局一件あたりの損益の推移を表したグラフ

 

このグラフは、厚生労働省「医療経済実態調査(医療機関等調査)」をもとにわたしたちが独自に作成したグラフです。

 

このグラフは薬局一件あたりの損益と利益率の推移を表しています。

 

薬局一件あたりの損益と利益率が年々減少していることが読み取れると思います。

 

このように年々、各薬局は厳しい戦いを強いられています。

 

これにはおそらく、
・薬局特有の経営の難しさ
・薬局数の増加による、競争の激化
という2つの原因があるかと思います。

 

医薬品は普通の商品と違い、販売側が自由に値段を設定できるわけではありません

 

2年に一度、製造費や効用を考慮して厚生労働省によって決められます。

 

そのため、よく売れる薬の価格を上げたり、あまり売れない薬の価格を下げたりして価格を変えることができません。

 

また、最近普及してきた、安価なジェネリック医薬品の存在も、薬局にとっては収益減少の原因になっています。

 

このように、薬局の経営は、普通のお店の経営とは大きく異なっているのです。

 

また、薬局のマーケットも大きく変動しています。

 

近年では大手薬局の出店が増え、中小企業や個人が運営する薬局は継続的に利益を上げていくことが難しくなっています。

 

今後、大手薬局の台頭は続き、小規模薬局はさらに厳しい経営を迫られることでしょう。

 

それでは、次は具体的に薬局を廃業するまでの手順をご説明しますね。

 

なお、ここでは薬局の廃業に関する法的書類の厳密な書き方ではなく、廃業に至るまでの大まかな流れをご紹介したいと思います。

 

 

薬局を廃業するまでの具体的な3つの手続き

 

廃業手続きを取る前に、まずあなたが経営している薬局の資産と負債を計算してみて下さい。

 

回収予定の売掛金や、売却して資産化できる設備や医薬品などを全て計算し、資産の方が負債よりも大きければ倒産ではなく廃業を選択することができます。

 

そして廃業手続きは

1.廃業スケジュールを綿密に立てる
2.資産と負債の整理
3.各種法的手続きを行う

といった3つのステップで進めていきましょう。

 

 

廃業スケジュールを綿密に立てる

 

通常、薬局を廃業するためには、近くの医療機関への連絡や、患者の引き継ぎ等、様々な手続きが必要です。

 

他にも、不動産の解約や従業員の解雇もしなければなりません。

 

不動産については、賃貸であれば3ヶ月前に解約を申し出ることが可能で、従業員を解雇する場合は、1ヶ月前にその旨を伝える必要があります。

 

このように、薬局を廃業するためには、かなり長くの時間がかかります。

 

そのため、廃業する最低1年前には綿密なスケジュールを立て、廃業に向けて動き出していくことが大切です。

 

そして、今すぐに薬局を手放したいという方には、廃業ではなく売却という手段がおすすめです。

 

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資産と負債の整理

 

廃業スケジュールを綿密に立てたら、次は資産と負債の整理を行います。

 

薬局に特有の資産には以下のようなものがあります。

 

・医薬品
意外だとは思いますが、有効期限切れや開封済みなどの例外を除き、医薬品は売却することができます。
捨てる前に、業者に査定してもらうようにしましょう。

 

・調剤器具
これに関しても、器具によっては売却が可能なものもありますので、専門の業者に連絡をされることをお勧めします。

 

・店舗物件
もし賃貸ではなく物件を所有していた場合、売却する必要があります。

 

 

各種法的手続きを行う

 

薬局を廃業するためには、各種廃業手続きをする必要があります。

 

さらに薬局の場合は、通常の廃業手続きに加え、保健所に保険薬局廃止届を出したり、場合によっては麻薬取扱者業務廃止届の提出も必要です。

 

これらの手続きを全てミスなくやらなければならないため、行政書士や司法書士といった専門家とともに進めていく必要があるでしょう。

 

 

薬局の廃業には相当の手間がかかる

 

ここまで、簡略化して薬局廃業までの具体的な流れをお伝えしてきましたが、薬局を廃業するためには相当の手間がかかることがお分りいただけたかと思います。

 

そして、そのような廃業手続きが面倒に感じる方には、薬局を売却してしまうという方法がおすすめです。

 

複雑な廃業手続きをするくらいであれば、会社ごと売却してしまう方が断然良いです。

 

「そもそも薬局って売却できるのだろうか」「うちの薬局は赤字だから売却できるはずがない…」と思い込んでしまっている方も中には多いかもしれません。

 

しかし、薬局も普通の会社と同じように売却することができますし、赤字の薬局でもきちんとした値段で売却することができます。

 

また、廃業に比べて売却は圧倒的に楽な上、金銭的なメリットも大きいです。

 

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