M&Aのデメリットを売り手の立場に絞って徹底解説!

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M&Aには

・会社売却によってまとまった資金を手にすることができる

・従業員の雇用を維持しつつ自分は代表を引退することができる

・買い手側の資本を投入することで会社を大きく成長させることができる

 

といった素晴らしいメリットがある一方、多くのデメリットも潜んでいます。

 

M&Aには「売り手」と「買い手」の双方にデメリットがあるのですが、今回は、今回は売り手の立場に限定してそのデメリットをご紹介していきたいと思います。

 

また、M&Aにおける売り手側のデメリットは「M&A仲介会社」という企業を挟んでM&Aを行うことが原因で発生しています。

 

M&Aにおけるデメリットを抑えそのメリットだけを享受したいという売り手の方は是非わたしたち会社即売.comへの直接売却を検討してみて下さいね。

 

それでは、M&Aにおける売り手側のデメリットを詳しく解説していきたいと思います!

 

M&Aにおける3つのデメリット【売り手側】

その1 そもそも買い手が現れず可能性が大きく手数料だけを支払ってしまう

まず、あなたが会社を売ろうと思った場合は通常「M&A仲介会社」という企業に会社売却の依頼をすることになるかと思います。

 

 

M&A仲介会社は会社を売りたいあなたのような「売り手」と会社を買いたい経営者をマッチングすることで手数料を双方から取り、利益をあげています。

 

しかし、売り手と買い手は通常

・同業種
・同エリア

の会社になります。

 

当たり前ですよね、北海道にあるスーパーマーケットが福岡県にあるスーパーマーケットを買収しても上手く利益は出せません。

そのため、買い手と売り手は普通は同じエリアの同業他社同士となります。

 

例えば、あなたが神奈川県で建設会社を経営している場合、あなたの会社の買い手は神奈川県にあるもう少し規模の大きい建設会社となります。

 

しかし、冷静に考えてみて欲しいのですが、同じエリアにある同業種の経営者が同じタイミングで「会社を売りたい」「会社を買いたい」という状況になることなんて、殆どありませんよね。

 

そのため、M&A仲介会社に会社売却を依頼したものの買い手が1~2年間現れないということは本当に多いです。

 

また、あなたはM&A仲介会社に会社売却の依頼をする際に最低300万円の着手金、月額100万円前後のリテイナーフィーという多額のお金を支払う必要が出てきます。

 

そのため、多額のお金をM&A仲介会社に支払ったものの、買い手が現れずお金だけを取られてしまったというケースもあります。

 

これはM&Aにおける売り手側の大きなデメリットと言えるでしょう。

 

その2 買収先との企業文化が合わず既存の従業員が離職してしまう

仮にM&A仲介会社に1000万円前後の手数料を支払った結果、買い手が運よく見つかり無事に会社売却ができたとしても、まだまだ沢山のデメリットは潜んでいます。

 

代表的なデメリットが「企業文化の乖離」です。

 

例えば、あなたが不動産仲介会社を経営しているとしましょう。

 

あなたの会社は「結果さえ出せばその過程は気にしない」という企業文化なので、多くの従業員が伸び伸びと仕事を行い、従業員同士の関係も良好です。

 

しかし、あなたが会社を売却した先が「管理型のマネジメントを行う不動産仲介会社」だった場合は最悪ですよね。

 

今まで伸び伸びと仕事をしていた従業員は一気にマイクロマネジメントをされ、仕事へのモチベーションが著しく低下してしまいます。

 

もちろん、会社売却を行い経営から離れたあなたには関係のない話なのですが、長い期間共に頑張った従業員には売却後も良い環境で働いて欲しいですよね。

 

このように、売却が成功したものの買収先と企業文化が合わずに既存の従業員が苦しんでしまうというデメリットもあるのです。

 

その3 既存の従業員の雇用を維持できない可能性も大きい

M&Aの大きなメリットとして、会社売却を行った後も既存の従業員の雇用は維持されるということが挙げられます。

 

しかし、実際は売却後に既存の従業員の雇用が維持されないケースも多いです。

 

例えば、あなたが技術の優れた町工場を経営していると仮定しましょう。

 

買収先の会社はあなたの会社の従業員や経理などのバックオフィスの人員を必要としている訳ではなく、「あなたの会社の技術力」を欲していますよね。

 

そのため、あなたの会社を買収した後は必ず既存の従業員をリストラするでしょう。

 

もちろん、高い技術力を保有している社員はそのまま雇用される可能性が高いですが、買収後も全員の雇用を維持するということは考えられません。

 

もちろん会社売却をして経営を引退したあなたに直接被害のおよぶデメリットではないのですが、とはいえ既存の従業員の雇用はいつまでも気になりますよね。

 

以上、M&Aにおける売り手側の代表的なデメリットをご紹介してきました。

 

しかしこれらのデメリットはM&Aが原因という訳ではなく、M&AにあたってM&A仲介会社を使用することが原因となり発生しています。

 

 

 

 

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